2015年9月3日木曜日

デュラグリス と Autol Top 2000

今回の話題はデュラグリースがドイツ製のAutol Top 2000ではないかという話に基づいています。



Autol Top 2000 とは


ドイツAutol社が開発した”強粘着性”を売りにしているグリースです。
諸元は日本におけるAutol Top 2000の代理店、裕商株式会社さんのページで確認してください。


ひとまず、裕商株式会社さんのページから

 ”Autol Top 2000は・・・・「独自の複合カルシウム石鹸構造」であり、各種の要求されている性能面で以下の特徴を持たせた高級グリースです。
特 徴  
  ・強力な粘着性、接着性を持ち、抜群のシーリング効果を発揮します。
  ・海水及び沸騰水にも耐え得る抜群の耐水性があります。
  ・使用温度の制約が少なく、広範囲の使用条件で適用できます。
  ・衝撃力、振動等の外部応力に対応できる耐磨耗性が強力です。
  ・低温領域での流動性があるため給脂作業が簡単で、システム化が容易です。
  ・鋼鉄以外にも、エンジニアリングプラスチック等多方面の材質にも対応可能です。

” (リンク:http://www.yusho.co.jp/top2000.html)

カタログスペックですので当然有利な点を強調しているのですが、特に強力な粘着性”、”耐水性が高い”、”耐久性が高い”ことを挙げています。確かに雨などの影響を直接受けるRD等に使うには最適でしょう。


新品のRDに塗布されているデュラグリス



粘着性と回転性能

問題はこの”強力な粘着性”である(ちなみにちょう度は2号、つまり普通の硬さのグリース)。
先ほどのRD等では有益な性質であるが、回転部分で特に低速時には”柔らかいグリース”と比べると感覚的には不利。ただし、回転が乗ってきたらその差は小さいと考えられます(かき混ぜられるとグリースは、その増稠剤が剪断力で構造を失い、”油”の性質を示すので)。

まめに整備される方ならば、ハブやBBは柔らかめのグリース、それ以外はデュラグリスとするという、当たり前の結論に成ってしまいました。

『漕ぎ出しが少々重くてもいいや』という方は全部デュラグリスの方が、整備間隔をのばせて楽できます。
(注意:粘着力が問題となる、フリーのラチェットやペダル軸にはデュラ以外の柔らかめのグリース(SHIMANOのフリーボディー用グリースとか)を使いましょう。フリーのラチェットはグリースが固まったり詰まると駆動力が掛かりません、つまりクランクが空回り。ペダル軸に粘着性の高いグリースを入れると足を離してもペダル面が一定の方向を向いてくれません。)



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さすが耐久性のシマノといったところでしょう。
(つまり何も考えず、シマノの取説通りにしていれば十分な性能を長期間維持できるということです。)






私の場合は、AZのリチウムで十分なのですが、おもしろそうなのでこれ買ってしまいそうです。でもハブよりチェーンの潤滑を確保する方が先決だな。



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